恋人接客とは風俗において、キャストがお客さんの恋人のように振る舞う接客スタイルです。恋人と過ごすような時間を味わえるため、お客さんからも支持されています。指名を増やしたい・オプションや延長などで稼ぎたいと考えているキャストの中には、恋人接客に関心を持つ方もいるでしょう。

この記事は、恋人接客についての基本情報を踏まえ、メリット・デメリットや効果的なテクニックを詳しく紹介します。すぐに実践できるものも多いため、ぜひ参考にしてください。

恋人接客とは、お客さんに恋人気分を味わってもらう接客スタイルです。疑似恋愛・恋愛ごっこなどと呼ばれるケースもあります。仕事として淡々とプレイを行うのではなく、お客さんを実際の恋人だと思って接客することで、お客さんの心を掴みやすくなるでしょう。

恋人接客に対し、肯定的な印象を持っているお客さんは少なくありません。恋人接客が愛される主な理由は、以下の通りです。

・寂しさが紛らわされる

・恋愛ならではのイチャイチャを楽しめる

恋人接客をするメリットは、以下の通りです。

・リピーターを獲得しやすくなる

・延長してもらいやすくなる

恋人接客をする際は、以下のデメリットに注意しましょう。

・精神的に疲れやすい

・要求がエスカレートするリスクがある

効果的な恋人接客のテクニックを身につければ、お客さんに本格的な恋人気分を味わってもらいやすくなります。以下からは、特に知っておくべき恋人接客のテクニックについて紹介します。「恋人接客を行いたいが、具体的に何をしたらよいのか分からない」という人はぜひ参考にしてみてください。

最初に挨拶した段階で握手やハグをする・移動の際に手をつなぐ・シャワーを浴びている時にバックハグをするなど、あらゆる場面で密着を増やしましょう。自然に行えば行うほど、恋人感を演出しやすくなります。

加えて、キスも効果的です。キスは恋人ならではのスキンシップの1つであるため、何度も行えば、愛情を感じてもらいやすくなるでしょう。会話している時からプレイの最中まで、さまざまなシーンでキスをします。口へのキスが得意でない人は、頬や首筋にキスするところから始めてみましょう。慣れてきたら、最終的にはディープキスも積極的に行うことをおすすめします。

笑顔で接客すれば、お客さんに「一緒にいて楽しい」という気持ちを伝えられ、癒しを与えやすくなります。笑顔を作る際は、ややオーバーに笑うのがコツです。笑顔がしっかり作れていないと、笑顔であることがお客さんに伝わらなかったり、「目が笑っていない」と感じられたりしかねません。

笑顔に自信がない人は、鏡を見ながら笑顔を作ってみて、「きちんと笑えているか」を確認してみるとよいでしょう。口角だけ上げるのではなく、頬から口角を上げるよう意識すると、自然な笑顔を作りやすくなります。

目を見ずに接客すると、「こちらに興味がないのかな」と思われやすくなるため、積極的に目を見るのも大切なコツの1つです。また、「女性に見つめられるとドキドキする」という男性は少なくありません。常に視線を送り、目を合わせるようにすれば、お客さんの恋愛感情を刺激しやすくなる効果も期待できます。

お客さんの話は笑顔でしっかりと聞きましょう。ただ淡々と聞くのではなく、頷く・声を出して笑う・驚くなどのリアクションを取り、「お客さんの話に興味がある」というアピールをするのもコツです。

お客さんはキャストに「自分の思いを受け入れてほしい」と考えているため、どのような話であっても、お客さんを否定しないようにしましょう。会社などの愚痴を言われた際は、「それはひどいね」「〇〇さんは悪くないよ」と相手に寄り添います。積極的にお客さんの話に共感したり慰めたりすることで、「この子は自分の味方だ」と感じられ、好感を持ってもらいやすくなるでしょう。

人は、自分の名前をたくさん呼んでくれる人に好感を抱きやすいとされています。こうした現象を、「ネームコーリング効果」と呼びます。

ネームコーリング効果は、風俗でも利用可能です。プレイ前後の会話からプレイ中まで、積極的にお客さんの名前を呼ぶようにしましょう。名前をそのまま呼ぶだけでなく、やや変わったあだ名をつけるのも効果的です。変わったあだ名で呼ぶと、特別感が生まれ、お客さんの印象に残りやすくなります。

「さしすせそ」とは、「さすが」「知らなかった」「すごい」「センスある」「そうなんですか」の頭文字をとった、モテる会話術です。どれもお客さんを褒めて承認欲求を満たす肯定的な言葉であるため、積極的に使えば、「この子は自分をよく分かってくれている」と思ってもらえる効果が期待できます。

自分に対して適度に甘えてくる女性は、お客さんにとってかわいいものです。服の裾を引っ張ったり、お客さんの肩に頭を乗せたりして、さりげなく甘えた様子を見せてみましょう。「もう少しくっついていてもいい？」「もう1回キスしよう？」など、お客さんにとって嬉しいわがままを言うのも1つのテクニックです。

「プレイが終わったらサービスは終わり」と考え、プレイ後に突然ドライになると、恋人気分であったお客さんは現実に引き戻され、気持ちが冷めるリスクがあります。そのため、プレイ後も適度にスキンシップを続けるようにしましょう。

くっついて会話をする・仲よく洗い合いっこをする・腕枕をするなどの行動で、まったりとイチャイチャします。こうすることで、プレイが終わってからもお客さんの気持ちを癒やし続けられ、最後まで心地のよいサービスを届けられます。

物理的にスキンシップを重ねるだけでなく、「もう時間なんだ」「寂しいな」と言葉で愛情を伝えるのもポイントです。イチャイチャする中でお客さんに興奮してもらえれば、2回戦に突入し、延長してもらえる効果も期待できます。

最後にお見送りをする際も、気を抜かないようにしましょう。名残惜しそうに手を握る・別れる直前にキスをする・お客さんが見えなくなるまで手を振る、といった恋人のような対応を心がけるのがコツです。

恋人接客はお客さんからの人気も高く、リピーター獲得や延長につなげられることもあります。一方で精神疲労や、要求のエスカレートなどのリスクがあることも考慮しておきましょう。

恋人接客のテクニックとしては、お客さんとの密着を意識するほか、笑顔で接する・目を合わせるなどの方法があります。また、会話の最中は聞き手に回り、お客さんを肯定することを心がけましょう。「さしすせそ」の活用や、ちいさなわがままなども効果的です。