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風俗嬢が妊娠してしまったら?対処法と妊娠を防ぐ方法を解説

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風俗にはさまざまな種類があり、種類によってもプレイ内容は異なります。その中でも、デリヘルやホテヘル、さらにソープランドでは濃厚なプレイを行います。粘膜接触を行うこともある業界なので、性感染症の感染リスクはもちろん、妊娠リスクに対しても不安を持っている方は多いのではないでしょうか。

当記事では、「風俗嬢が妊娠してしまう可能性はあるのか」といった内容から、万が一妊娠した場合の対処法、さらに妊娠を防ぐための方法まで詳しく説明します。

 

1.風俗嬢が妊娠してしまうことはある?

結論から述べると、風俗嬢が妊娠してしまう可能性はゼロではありません。

とは言え、風俗業界では店舗の種類・ジャンルを問わず本番行為が法律で禁止されています。妊娠する可能性は少なからずあるものの、法律や性風俗店のルールを守って仕事をしている限り、過度に心配する必要はないでしょう。

では、風俗嬢は本番行為が禁止されているにもかかわらずなぜ妊娠トラブルが生じるのでしょうか。ここからは、風俗嬢が妊娠してしまう背景や理由について詳しく紹介します。

 

1-1.本番やNSでプレイしてしまう

風俗ではお客様との本番行為が禁止されていますが、チップや指名をもらうために本番行為をしてしまう風俗嬢も少なからず存在します。中には、NS(ノースキン)でのプレイを提供する方もいるでしょう。

NSとは、避妊具であるスキン、つまりコンドームを装着せずに本番行為を行うことを指します。コンドームを装着した本番行為よりも妊娠リスクは格段に高まるため、絶対に避けましょう。

また、お客様の中には、本番を強要する方も一部存在します。たとえコンドームを装着したとしても、本番行為は法律違反であり、店のルールに反する行為であることに変わりはありません。どれほど強い口調で本番強要をされても、必ずはっきりと断り、風俗店のスタッフにも相談しましょう。

 

1-2.コンドームが破れてしまう

デリヘルやホテヘルといった風俗では、「素股」というプレイの提供が主流です。素股とは、風俗嬢の股にお客様の性器を挟んで、圧迫や摩擦などで刺激を与えるプレイのことで、フィニッシュサービスの1つでもあります。

男性器を膣内に挿入するわけではないものの、性感染症への感染予防のためにもコンドームを着用することが基本です。コンドームの着用で妊娠の確率は極めて低くなりますが、ゼロになるとは言い切れません。

例えば、お客様の故意かどうかはさておき「コンドームが破れていた場合」において、お客様がうっかり膣内に性器を挿入してフィニッシュしてしまったときは、当然妊娠リスクがあります。このようなケースは珍しいものの、必ずしも発生しないとは言い切れません。

 

1-3.ピルの服用を忘れてしまう

雰囲気に流されて本番行為やNSでのプレイを提供したり、コンドームが破れているのに気付かずに素股をし、うっかり膣内でフィニッシュされてしまったりすることで、妊娠のリスクは格段に高まります。しかし、「ピル(低用量ピル)」を服用していれば、こうした事案が発生しても妊娠のリスクに怯える必要が少なくなります。

ピルとは、2種類の女性ホルモンでつくられた経口避妊薬です。1か月のうち生理期間である7日間を除き、毎日決まった時間に服用すれば、ほぼ確実な避妊効果があります。しかし、1日でもピルの服用を忘れると効果が薄れてしまう可能性があり、ここまで紹介した事案の発生によって妊娠する可能性が再度高まることに注意が必要です。

 

2.風俗嬢が妊娠したらどうすればいい?

お客様とのプレイ後に妊娠をして最も困るのは、風俗嬢自身です。そのため、日頃から妊娠リスクに備えた対策を行う風俗嬢がほとんどでしょう。

とは言え、「気を付けていたのに妊娠してしまった」というケースは決してゼロではありません。万が一妊娠が発覚してしまった場合にも冷静な対処ができるよう、あらかじめ適切な対応を知っておくことも大切です。

ここからは、風俗嬢が妊娠に気付いた場合の対処法について紹介します。

 

2-1.産婦人科を受診する

妊娠の可能性に気づいた場合は、なるべく早い段階で妊娠検査薬を使用し、陽性が出た場合は即座に産婦人科を受診しましょう。なお、産婦人科での受診が最も確実であるため、妊娠検査薬の結果だけでは不安な方は最初から産婦人科を受診しても問題はありません。

お客様とのプレイで妊娠してしまった風俗嬢のほとんどは、人工妊娠中絶手術を望むでしょう。しかし、母体保護法によって手術ができる時期は「妊娠22週未満」と限られているため、できる限り早いタイミングでの受診と決断をおすすめします。

 

2-2.店に相談する

確実に妊娠していると判明したら、考えられる相手(お客様)に連絡するのではなく、まずはすぐに店のスタッフに相談しましょう。

風俗嬢が妊娠したことによってクビにしたり、その場で見捨てたりする店はほとんどありません。基本的には詳しいいきさつや考えられる相手などを聞かれ、その後の対応は風俗店側に任せられます。

また、相手がはっきりしており、かつ無理やりのプレイによる妊娠だった場合は、中絶費用の回収や慰謝料請求など、相応の対処をとれるよう最大限動いてくれます。

なお、力ずくでの本番行為は「不同意性交等罪(強姦罪)」にあたります。お客様に無理やり本番行為をさせられた場合は、安心した生活を取り戻すためにも、妊娠の有無にかかわらずすぐに店に報告しましょう。

 

2-3.今後のことを話し合う

相手がはっきりしている場合は、その相手と店の担当者、そして当事者である女性キャストの3者で今後の対応の話し合いや示談交渉を行うことになります。加えて、堕胎するのか出産するのかといった内容についても話し合います。

望まない妊娠ではあれど、中絶手術を選ぶことを心苦しく思うっ方もいるでしょう。最終的にどのような決断をするのかは妊娠している風俗嬢次第ですが、堕胎する風俗嬢が多い傾向にあります。

なお、子どもの父親だと思われるお客様の検討が一切つかない場合や、相手がはっきりしているにもかかわらず「自分ではない」と言い切られている場合は、泣き寝入りになる可能性も高いことに注意が必要です。

相手が協力的ではないときは、弁護士に相談したり出生前DNA鑑定で証拠を突きつけたりするという手段もありますが、それにも多額の費用や大きな負担がかかると覚えておきましょう。

 

3.風俗嬢が妊娠を防ぐためには?

風俗嬢の望まない妊娠は、中絶手術によって体に影響を及ぼしたり、相手とのさらなるトラブルの発生につながったりする可能性もあります。

基本的に店のルールに従ってプレイを行っていれば妊娠のリスクは低いものの、万が一の妊娠を最大限防ぐためには、自分でできる対策を日頃から講じておくことも重要です。

そこで最後に、風俗嬢が望まない妊娠を防ぐためにできる避妊対策法を3つ紹介します。

 

3-1.ピルを服用する

避妊の確実性が最も高い方法が、ピルの服用です。2種類の女性ホルモンが含まれたピルを服用すれば、妊娠の可能性を大幅に下げられます。実際に、ピルの避妊率は99%以上と、コンドームの避妊率よりも高いことが分かっています。

また、ピルを服用することで生理が安定したり、多くの女性が悩まされる「PMS(月経前症候群)」が緩和したりするというメリットもあります。

しかし、体質によっては飲み始めたときに吐き気や嘔吐、頭痛、不正出血と言った副作用が出る可能性がある点にも注意してください。加えて、併用できる薬が限られる点、前兆のある偏頭痛など特定の疾患・症状をもつ方は服用できない点にも注意が必要です。

 

3-2.アフターピルを処方してもらう

風俗嬢が望まない妊娠を防ぐためのもう1つの手段が、アフターピルの服用です。

アフターピルとは、黄体ホルモンを主な成分とした緊急避妊薬です。妊娠のおそれがある性行為後72時間以内に服用すると80%以上の確率で妊娠を阻止できます。服用が早ければ早いほど、妊娠の阻止率も高まります。

緊急時には強い味方となりますが、低用量ピルと同様に吐き気や眠気、めまい、下痢といったあらゆる副作用が出やすいことにも注意が必要です。

 

3-3.避妊リングを使用する

体質的に低用量ピルやアフターピルを服用できないという場合は、避妊リングの使用がおすすめです。

避妊リングとは、子宮内に挿入する手のひらより小さいサイズの避妊具のことで、「ミレーナ」とも呼ばれています。子宮内に挿入した避妊具によって、受精卵の着床を防げるというしくみです。

避妊リングの避妊率は99.8%と低用量ピルよりも若干高いうえ、一度入れると最長5年間はそのままでも効果が期待できるとされています。また、PMSや過多月経といった症状の緩和も期待できるでしょう。

その他の避妊法と同様に副作用があったり、初期費用がやや割高となったりなどのデメリットはあるものの、ピルが体質的に合わないという方にはおすすめの選択肢です。

 

まとめ

風俗嬢が妊娠してしまう可能性は、決してゼロではありません。しかし、妊娠につながる本番行為は多くの店で禁止されているため、店のルールを守っていれば過度に心配する必要もないでしょう。

しかし、禁止行為を提供したり、うっかりお客様が膣内でフィニッシュを迎えてしまったりしたときなどは、妊娠リスクが格段に高まります。また、妊娠が発覚しても泣き寝入りとなるケースは珍しくないため、自分でできる対策を日頃から講じておくことが大切です。

妊娠リスクに不安があると、仕事へのモチベーションも下がります。望まない妊娠を防ぐ方法としては、ピルの服用または避妊リングの使用などいくつかの方法があるため、自分に合った方法を選択してみてはいかがでしょうか。

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